つぶ 
WordCamp Tokyo 2023 ボランティアスタッフやってみた！から約4ヶ月がたちました。
関西でもコロナ後初のWordCampを開催するということで実行委員をさせていただく機会をいただきました。
いつぞやのKansai WordPress Meetup の時に今回の実行委員長であるひでさんから
「実行委員でセッションチームできないっすか？」と声をかけてもらいました。
この開催発表に居合わせたときからまた実行委員できたらいいなーって思っていたのでもちろん快諾。
声かけてもらったのはこの発表の直後だったかな、、何にしてもその時はセッションチームってどんなことするのかあまりわかっていないので不安でいっぱいです(； ･`ω･´)
新型コロナウイルスによる活動自粛が落ち着き、リアルの活動がかなり戻ってきたと感じた2023年、そして年が明けた2024年。
オンラインに切り替えざるをえなかったイベントたちがリアル開催で活発に再開しています。
関西だとWordCamp Osaka 2019 からのなんと5年ぶりの開催でした！！
WordCamp の実行委員は全て手弁当、すなわちボランティアでの参加になります。
イベントの開催や準備に携わることで給与や報酬が発生することは一切ありません。
それでも実行委員をしたいと思える理由があります。
そんなことでWordCamp Kansai 2024 で実行委員をしてきました！
WordCamp とは？
WordCamp ってなに？という方に向けて簡単にWordCamp の説明を紹介いたします。
世界中で開催されているWordPress 公式の祭典や同窓会みたいなイベント(主観)です。
WordPress は世界中のコミュニティによって支えられています。日本でも地域ごとにコミュニティがたくさんあり、ボランティアメンバーによって運営されています。各コミュニティでは WordPress をもっと使いやすくするために勉強会や情報交換が盛んに行われていて、その中でも WordCamp は、WordPress Foundation[1] の公式な承認のもとに世界中で開かれている WordPress のイベントです。
WordPress に関連したブログ、ビジネス、ソーシャルメディアの話題を取り上げることもありますが、プログラムの多くは WordPress に特化した内容を扱います。
https://japan.wordcamp.org/2021/about-wordcamp/
WordCamp Kansai 2024 は関西版WordCamp で場所は神戸三宮でしますよという感じです。
セッションチームのリーダー……？
今回が3回目のWordCamp の実行委員だったのですが、過去2回も参加するチームの希望は出していないにしても実行委員長からの直々のご指名。そんなフラグだったのかもしれません。
実行委員長からは「セッションチームでよろしくね」的な感じだったのですが、蓋を開けてみたら実行委員リストのセッションチームのリーダー(リード？)ってところに自分の名前があるじゃないですか。
( ﾟДﾟ)ｴ……ﾘｨﾀﾞ……??!?!?
セッションチームとは
WordCamp のメインコンテンツの一つとしてセッション登壇があります。
セッションとはWordPress について登壇形式で参加者の皆様に向けて話していただくことです。
このセッションで誰に登壇してもらうか、どんなタイムテーブルにするか、トラック数をいくつにするかなどを決定するチームのことです。
セッションはWordCamp の軸となるコンテンツです。
そんなセッションチームをまとめるなんて荷が重い！荷が重いです実行委員長！！
ここだけの話、僕はWordCamp で登壇したことが無いどころかWordPress Meetup での登壇も1回しかないんですよ……ｗ
いいのか、そんな奴がセッションチームにいて……。しかもリーダーでいいのか。。
でも任されたからにはやるっきゃないとということで迷惑をかけないように準備しました。
こんな頼りないリーダーを支えてくれたセッションチームのチームメイトのしずみさんととろゆにさん！！
関西に住まわれていないにもかかわらず沢山助けていただいて本当にありがとうございました😭
お二人がいなかったらなにをどうしていいかもわからずWordCamp をぶっ壊してしまうところでした😭😭
セッションチームでの動きは多分長くなるので改めて実行委員レポート的なブログを書こうと思うのでそちらをお待ち下さい。多分。
選考基準のことを少しだけ
セッションの選考基準ってどうなん？って気になる方がいらっしゃると思うので裏話を少しだけ。
WordCamp では公募でセッション登壇者を募集することがほとんどです。
例に漏れずWordCamp Kansai 2024 でもセッション登壇者を募集いたしました。
世界中に向けて公式サイトで募集を行いました。
どれだけWordPress コミュニティに関わってきた方だとしても顔パスで登壇させてよーみたいなことはありえません。
そんな方にも応募してもらって、しっかり選考を行います。
名前を伏せて属人的な評価が入らないようにした上で応募内容をしっかり読み込んで、恐縮ながら選考させていただきました。
参加者さんにとってメリットがある内容か、参加者さんの聞きたそうな内容か、いまのWordPress 界隈に向けて発信してほしい内容か、自分がどれだけ聞いてみたいかなどの基準を設けておこないました。
簡単にまとめるとWordPress ユーザーである参加者さん目線で聞きたいと思いそうなセッションを選ばせていただきました。
といっても参加者さんは多種多様ですのでめちゃくちゃ考えました。どれも素敵な内容でしたし選ぶってほんと難しかったです。。
セッションチーム経験者のとろゆにさん曰く、今回の応募数はかなり多かったとのことです！
(それもあって初め2トラックの予定を3トラックに拡大しましたｗ)
ご応募いただきました皆様本当にありがとうございました🙇♂️
今回ご登壇いただけなかった方々には本当に本当に申し訳ないですが、またどこかのWordCamp でご登壇いただけることを楽しみにしています！
ご登壇いただきましたスピーカーの皆様、素晴らしいセッションをありがとうございました🙇♂️
セッションの内容に関してを書くと多分長くなるので改めて実行委員レポート的なブログを書こうと思うのでそちらをお待ち下さい。多分。
配信したいけど、あと1ヶ月しかない！
5年ぶりの関西でのWordCamp ということで少し規模を小さくして開催したいという意向があったようです。
その為に会場もそこまで大きくないところで一般参加者さんのチケットを数多く出さないという形で準備が進められていました。
しかし、すぐに売り切れるチケット。
チケットが売り切れた後も「参加したい」という声をたくさんいただいていました。
さらにWordCamp Kansai 2024 では託児付きキッズスペースの提供も決定したので、託児所でも配信見れるとお子さんが心配な親御さんにも楽しんでもらえるかもということを考えていました。
あとWordPress.tv というWordPress 公式の動画サイトがあります。
このWordPress.tv にはWordCamp のセッションの動画を載せようということになっているようです。
WordPress.tv 用にセッションの撮影を行います。
ならその撮影した映像をそのまま配信に流せばいいじゃない？という軽い気持ちで配信できるかなーという考えでした。
もうこれは配信やるっきゃない！ってことでしゅーせーさんとせいのさんのすごい配信チームが発足しました。
配信はセッションと切り離せない存在なので、セッションチームでも配信チームと一緒に打ち合わせなどを行いました。
この時点がWordCamp Kansai 2024 開催の約1ヶ月前。
軽い気持ちで配信できるってことはなく、、配信の準備ってほんと大変で迷惑かけてばかりでした。
ギリギリで猶予がない状況であのクオリティの配信をできたのはマジですごい。
めちゃくちゃ申し訳なくて沢山迷惑かけてしまったのですが、しゅーせーさんさすがすぎでした。ありがとうございます😭
ほんとに素敵で豪華な配信になりました！最高です！！
2019年以来の地方開催 WordCamp でもありますので、より多くの方に WordPress コミュニティを知っていただきたく、2月24日セッションデイの Live Stream を決定いたしました！
https://kansai.wordcamp.org/2024/youtube-distribution/
残すつもりじゃなかった配信のアーカイブ
WordPress.tvでもそのうち公開するし、実はYouTubeでの配信のアーカイブは残すつもりじゃありませんでした。
ですがWordCamp Kansai 2024 終了後も沢山の方がアーカイブを見ていただけてXなどで感想をポストしてもらえていました。
こんなに見てもらえるなら残していいでしょと思っていたら、誰からもアーカイブを非公開にしようなんて発言はありませんでした。
いまだにアーカイブを見た方の感想ポストがあって本当に配信できてよかったと思っています。
これからも素晴らしいセッションをYouTubeやWordPress.tvで見ていただけますので、まだ見ていない方はもちろん、見逃したセッションや見返したいあのセッションを是非アーカイブからご視聴ください！
慌ただしく駆け回ったSessions Day / セッションデイ
いつもならイベントのときは写真撮ってX(Twitter)にあげて～みたいなことをしたいなと思っていたと思うのですが、現場対応の連続でそんな余裕はありませんでしたｗ
当日の朝のこれだけしか撮ってないｗｗ
LANケーブルがたりなくてとろゆにさんに買いにいってもらったり開会式のときの音声が後ろの方が聞こえづらかったから予備で持って行ってたアンプを繋いだりある部屋のネット回線がおかしくてPCをネットに繋がずに準備をしたりと走り回った一日でした。
こちらは燃え尽き後の翌日のポスト(ツイート)ですが、当日ゆっくり話せなかった方が沢山いたのでとても心残りです。
セッション・配信チームだけではないですが、懇親会中に片付けをしていた実行委員が多くいたことをここで共有させてください。
そんな実行委員がいたからこそWordCamp Kansai 2024 はいいイベントになったと思います。
同情してほしいとかではないのですが、そんな実行委員たちが懇親会でできなかったWordPress の話をまたどこかで花咲かせてもらえるとうれしいなと思っています😆
セッション・配信チームと当日ボランティアスタッフで手伝ってくれていたさいきさんとの懇親会裏での片付けの時間はとてもとても楽しい時間でした🐼
疲れ切っているからかお酒が入っていないのにみんなハイテンションすぎてほんと楽しかったです🐼
コントリデーとセッションデーの2日間のWordCamp Kansai 2024 にご参加いただいた皆様・スポンサーをしていただいた皆様方・配信で参加してくださった方々、本当にありがとうございました！！
またどこかのWordCamp でお会いしましょう！
6回目のWordCampへの参加
WordCamp Kansai 2024のキャッチコピーは
“Set Sail – 共に学び・共有し、新しい旅に備えよう” でした。
「長い旅に出ていた船が帰ってきて、また新しい旅に出る」
初めてセッションチームとして実行委員をさせていただいたのですが、情報の共有という観点からもWordCamp はWordPress コミュニティの中でも大きな役割を果たしているなと実感できました。
私たちはWordPressに関する「あなたのストーリー」を聞きたいと思っています。
そのストーリーはきっと「他のみんなが知らないすごい話」です。
リアルでのイベント開催ということがコロナで一度崩れてしまってからの再出発地点でした。
登壇する人がいて、その人から情報が発信されて、それを受け取った人がまた発信するという群衆の英知のお手伝いができていたらいいなと思っています。
WordCamp Kansai 2024 があなたが新しい旅に出る門出のきっかけになっていただけていたらうれしいです。
- 一般参加者として参加したWordCamp Osaka 2018
- 初めて実行委員として参加したWordCamp Osaka 2019
- 一般参加者として参加したWordCamp Ogijima 2020
- 2度目の実行委員として参加したWordCamp Japan 2021
- 当日ボランティアスタッフとして参加したWordCamp Tokyo 2023
- 3度目の実行委員として参加したWordCamp Kansai 2024
WordCampに参加している半分が実行委員……次に関西でWordCamp があったらそろそろ一般参加してみるのもいいかな？ｗ
WordPressの知識も6年前と比べてめっちゃ増えました。WordPressに関して質問をしてもらえるくらいになりました。
でもまだまだ奥が深いWordPressとこれからも付き合っていきたいと思います。
WordPressほんと楽しいです！
WordCamp Osaka 2018 にぼっち参加した時にこう書いていました。
「Web やWordPress の話ができる人が身近にいない状況を変えたいと思いました。」
めちゃくちゃ変わった、6年でほんとに変わりました🙌
オンライン開催だったWordCamp Japan 2021 で同じ実行委員だったけど会えてなかった人にも会えてほんとに嬉しかったです！
WordCamp Kansai 2024 で実行委員できてほんと楽しかったーーー！！！
WordCamp Kansai 2024 が終わってもうそろそろ3週間が経つころですが、参加レポートブログとしてしたためさせていただきました。
でも、やっぱり実行委員レポートができるまで、ブログを書くだろう、多分。
あなたにも素敵な情報収集生活が訪れますように
Follow @tbshikiXでいろいろつぶやいています。
フォローお待ちしております。